2021/10/29
なぜ、グリップタイプ?
フォルクスワーゲン車のドアハンドルの形状は、全車グリップタイプを採用しています。
これは、ビートル発売当初から変わりません
ドアハンドルの形状は、グリップタイプとフラップタイプがあります。※一部のスポーツカーなど、特殊なタイプが採用されているお車もございます。
フラップタイプは、板状のプレートを引き上げるようにすることでロックを開錠しドアを開きます。
グリップタイプは、取手部分のバーを握り引っ張ることでロックを開錠しドアを開きます。
では、なぜフォルクスワーゲンがグリップタイプを採用しているのかというと・・・
万が一事故を起こしてしまった場合に、車外からの救助を容易にするためなのです。
安全装備の一つとも言えます。
フラップタイプですと、ドアを開けるのに力が入りにくいですが
グリップタイプならしっかりと力を加えることが可能です。
あと、もう一つ
寒い冬に手袋をしたままでも楽にドアを開けられるようにと
極寒の地も走るヨーロッパ車ならではの配慮のようです
ドアハンドルの上下方向どちらからでも手を差し入れできるのは、利便性にも優れていますし
女性はネイルが干渉しにくいのも良いポイントですね