2021/10/25
唯一の接地面
車は、数多くの部品から成り立っていますが
タイヤもその中の一つです。
ドライバーの「走る・曲がる・止まる」の意思を直接路面に伝えるのがタイヤです。
そういった大事な役目を持つタイヤのチェックは、日頃から行っていたいものです。
溝の深さはどうか
異常な摩耗がないか・・・
以前載せましたブログ「タイヤマン」でも、タイヤについてお話ししていますので合わせてそちらもチェックしていただきたいのですが
タイヤは「溝の深さがまだ残っているから大丈夫!」「そんなに年式経ってないから平気!」などとは、一概に言い切れないのです。
では実際に、タイヤの悪い状態ってどのような状態のことを言うのでしょうか。
【センター摩耗】
空気圧が高すぎることにより、タイヤ中央が摩耗した状態
【両肩摩耗】
空気圧不足や、高速度での急カーブにより、外側が摩耗した状態
【片側摩耗】
アライメントのずれなど調整不良が原因で、片側だけが摩耗した状態
⇒このような摩耗は、グリップ力が低下し、特に濡れた路面ではタイヤが滑りやすくなります。
【ヒビ割れ】
経年劣化や、空気圧不足、荷重のかけすぎにより、表面にひび割れが発生した状態
【オゾンクラック】
オゾンや紫外線により、タイヤ表面にひび割れが発生した状態
【ピンチカット】
キャッツアイや縁石等の異物に乗り込んだりして、サイドウォールがたんこぶ状に膨らんでいる状態
【フラットスポット】
車両を数週間動かさず一か所に停車することで、タイヤの一部分がへこんで戻らない状態
⇒このような状態で走行を続けていると、最悪の場合破裂する恐れがあります。
これらの症状以外にも、タイヤの年式や走行距離など様々な要因が相まって、タイヤに影響を与えます。
いまいちど、タイヤをよく見ていただきたいです
点検などでご来店の際には、もちろんタイヤの状態チェックもしていますので、必要に応じて交換をお勧めしたり、的確なアドバイスをさせていただきます。
また、ご自身でタイヤの状態を見て不安に思う点や気になる点があったときは
一度Volkswagen正規ディ―ラーへお問い合わせください。
プロの目できちんと状態チェックをいたします