2021/07/25
備えあれば憂いなし
フォルクスワーゲン車の中には、ラゲッジルームの確保や軽量化のためスペアタイヤを搭載していないモデルがあります。
年式やグレードにより異なりますが、Up!、Polo、Golf Touran、Sciroccoが対象です。
こちらの対象車には、タイヤがパンクした際に応急修理ができるようタイヤパンク修理剤が載せてあります。
ジャッキアップしてタイヤ交換といった作業が必要なく、簡単に応急修理することが可能です。
応急タイヤ修理剤とは、タイヤの内部に液剤を入れることでタイヤのパンクした穴を塞ぎ、一時的な走行を可能にするものです。
修理できるパンクの穴のサイズは、約4mmまでです。
タイヤのパンク、できることなら避けたいですし起きない事が一番ですよね...
ですが、先日のブログにもあるように
JAFロードサービスの出動理由のトップ2に「タイヤのパンク」が入っています。
小さな釘を踏んでしまったり、いたずらをされてしまったり...
走行中にどれだけ気を付けていても、タイヤがパンクしてしまう可能性は少なからずあることがわかります
タイヤパンク修理剤が載せてあることで、少しでも安心につながるとおもいます。
このタイヤパンク修理剤を今までに使用した経験のある方は少ないのではないでしょうか?
いざという時、使い方の参考にしていただければ幸いです。
◇◆使用手順◆◇
バルブキャップを外し、専用の工具を使ってバルブインサートを抜きます。
そこへ修理剤を注入します。
外したバルブインサートを取り付けた後、エアコンプレッサーで規定値まで空気を入れます。
(新車付帯の場合、タイヤパンク修理剤とエアコンプレッサーはセットで搭載されています。)
あくまでもタイヤパンク修理剤は一時的な走行を可能にすることが目的なので
修理剤を入れた後は、なるべくお早めにタイヤを交換する必要があります。
そして、タイヤパンク修理剤には使用期限がございます。
ボトルのラベルで確認できます。
この写真を例にすると、青い文字で+090225-とあります。
こちらが使用期限で、2025年02月09日までとなります。
(使用期限の表記方法、表記場所は製品によって異なります。)
使用期限を過ぎていると、十分な補修効果が得られず
きちんとパンクの修理が出来ない可能性がありますので
期限が切れてしまう前に交換をしてください。
また点検時などに期限のチェックも行いますので、期限が切れる前にスタッフからもお声がけさせていただきます!
説明が長くなってしまいましたが
「使用手順をみてもいまいち使い方がよくわからない...」などあると思いますので、お困りの時はフォルクスワーゲン日野万願寺へご連絡ください!