2021/10/28
最初はカブだった!
私が子供の頃はハロウィンはありませんでした
というのは大袈裟ですが、どちらかと言うと外国で盛り上がっているお祭りで、日本でも当たり前になったのはここ最近という感じがします。
保育園のお子さん達が商店街を袋を持ってまわると、お菓子をくれるところもあったりするようで、そういった光景は微笑ましく良い事だなと思ったりもします。
当店でも秋になると当たり前のようにハロウィンの飾り付けをしていますが、「なんでカボチャなんだろう」と...
実はハロウィン、カボチャではなくカブだったようです。
もともとは古代ケルト人の宗教的な行事で、収穫と悪霊を追い払う意味合いのものだとか。
お祭りの起源はちょっと不気味なお話になるみたいなので今回は割愛しまして、なぜカブがカボチャになったのか...
「ハロウィンがアメリカに伝わった時に、移住していたアイルランド人が生産の多かったカボチャで代用した」「加工しやすかった」という何とも単純な理由。
TVのニュースで見た事があるかもしれませんが、ハロウィンで使っているカボチャは皮が固く、大きく育つように品種改良されているので美味しくないみたいです
元々のカブも私たちが思っているそれとは違って、「ルタバガ」というスウェーデン原産の普通の4倍くらいの大きさのものだとか。
今でもスコットランドなどではカブをくり抜いたランタンを作るそうです。
ちなみにあのカボチャをくり抜いて作るランタンは「ジャック・オー・ランタン」とちゃんと名前がありました
今までと同じようにみんなで集まってとはいかないかもしれませんが、今年のハロウィンは近しい人たちと楽しく過ごせたらいいですよね