2021/07/09
タイヤマン
「タイヤの交換サイクルは何年ですか?」とご質問いただく事があるのですが、これが実に難しい質問なんです
多くのチェックポイントがあるので、一概に年数です溝ですとお答えする事が出来...ないのです。
例えば、お乗り始め1年のタイヤでも、縁石などに乗り上げて亀裂が入ってしまったなんて時は、まだまだ溝が残っていてもプロとしては交換を強くお勧めするところです。
私も、サイドウォール(側面)がめくれてしまい、乗り始めて1年半でタイヤを交換した事がありますが、「サイドウォールはトレッド面(地面に接している面)より弱いからね」と言われ、過去在籍していたお店で衝撃を受けた、バーストしたタイヤを思い出しました
こちらは実際に高速道路を走行中にバーストしたタイヤ。
亀裂があったのか空気圧不足なのか、はたまた別の要因か...事故なくケガなく無事だったのは幸いですが、自分だったら冷静にいられただろうかと思います
CMでもありますが、1t以上ある車両をハガキ1枚分(×4)の面積で支えていると思ったら、とても大事な点検項目になるわけです。
ディ―ラーは何でも高いというイメージあるかと思います。実際安価なタイヤを売っているところもありますが、お車との相性やお客様の乗り方、タイヤそのもののもちなど様々なことを考慮してご提案しています。
ご提案時疑問に思う事があったら何でもご質問ください、お客様の「なぜ?」にしっかりお答えいたします!
参考までにタイヤチェックの一般的な項目
◆走行距離
◆使用年数(製造からの年数)
◆見た目(摩耗状態、スリップサイン)
◆感覚(走行時のガタつき、ロードノイズ、ブレーキの利き具合...etc)
◆タイヤの硬さ(硬度計測) などなど
タイヤの硬さはお客様で判断するのは難しいと思いますが、あまり距離を乗ってなく溝が残っているタイヤでも、年数が経っていると硬くなり路面のグリップ力が低下していきます。
「うちのタイヤは大丈夫かしら???」と思った方、気になる事がある方、何なりとお申し付けください