2019/06/04
登山隊、霊仙山に挑む
決行日、前日。
隊員:「隊長。明日の計画指示をください」
隊長:「ゼロ・ロク・サン・マル時、池と山が重なる駅で落合う。以上だ」
全隊員:「Yes sir」 敬礼。
気分は山岳登山隊ごっこで盛り上がったものの、翌日遅刻をし隊長から大目玉を食らってしまいました。
登山隊6名は目標の霊仙山(リョウゼンザン)を目指し、道無き道をと言いたいのですが国道21号線を西に向かいます。
緊張からか隊員には笑顔も無く(ただ眠いだけ)。これから始まる過酷な道のりをじーっと待っているのでした。
いよいよ登山口到着です。
靴紐をしっかり締め直し、個々重装備を確認。お茶と、タオルと、ポンチョ。。。装備オッケー。
移動で使った4駆っぽい車両(CrossUP)を崖から落ちないように、しっかりサイドブレーキを引き上げます。
ここからは徒歩で進みます。もちろん登山なんで。。。
決して登山経験豊富な隊長ではありませんが、隊長の指示通りしっかり整備された道を奥へ進みます。
隊員が後に続きます。
隊員達の行く手を拒むかのように、滑りやすい足元が続くのです(ただ歩き慣れていないだけ)。
出発して早々、隊長が何かを発見します。廃墟のようです。
不測の事態を想定しながら慎重に近づきます。
古地図のようにも見えるが、よく見ればとても親切な登山ルートが記してありました。
山頂アタックには複数ルートが存在するようです。
隊長の的確な判断で、一番楽そうなコースを選択。
いよいよ本格的に登山開始。既に隊員の一部に息が上がる者が。
まっ、まさか高山病。。。いや運動不足のようです。
先の計画に影響が出なければいいのですが。
五合目付近までは管理の行き届いた山道を進みます。
途中、休憩を十分に取り再出発してから六合目を過ぎたあたりだったでしょうか景色が一変します。
それまで空を覆っていた樹木が無くなったのです。
隊員達もその眺望にしばし見入ってしまいます。
琵琶湖が左側に見えるから、遠くに見える湖畔の街並みは、、、そうだ、長浜だ。
気分は山頂にいるかのようですが、ゴールはまだまだ先です。
しかしすごい景色です。草原地帯の光景が岐阜・滋賀県境という距離感にあるなんて知りませんでした。
隊員一同、驚きを隠せません。
しばらく緩やかな山道が続いた先に池と鳥居が現れました。
一同、神社で参拝。工程の無事を祈願しま